2010-04-01から1ヶ月間の記事一覧

歌舞伎座の絵看板

5月号の芸新コラムでは、歌舞伎座と一緒に、取り壊されることになった絵看板について書いてあります。あの劇場の前面にたってる一対の看板のことね。あまり注目されることがなかった絵看板ですが、江戸時代から300年間も、ずーっと代々鳥居派の画家によ…

Sharpie

アメリカの事務用品、油性マーカーの[ Sharpie ] を、イラスト稼業の画材として使い始めて、こっちも40年たちました。今日もさっきまで、コレでイラスト原画を描いていたところなのですよ。ぼくの原画は、ほとんどモノクロ版下なので、黒の油性マーカーで…

ハワイの宗教街道

日本のフラダンスチーム団体さんで思い出したけれど、ハワイには、もっとゴッつい宗教関係の団体さん御一行が、日本から大勢おしかけてくる。 オアフ島中部のハイウェイをドライヴしていた時に、その道沿いにある巨大建築群が、ほとんど宗教団体の殿堂のよう…

フラダンスの柄

ハワイでは、日本のオバサン&ギャルのフラダンスチームが、大挙して団体旅行でやってきていた。フラダンスに必要な、衣装やLeiやアクセサリーを買いあさる勇ましい姿をあちこちで見かけた。年齢を問わず日本人女性たちの元気がいいのには驚いた。昔はフラメ…

遅咲きの島の桜

島の山桜はほとんど散って、鮮やかな緑の若葉ばかりになったけれど、アトリエ2階の窓外には、ちょっと遅咲きの山桜が満開になっていた。それで今日は部屋からお花見ができましたよ。暖かかったので、窓を開け放って、午後は読書三昧でした。しかし鶯の声を…

イラスト稼業も40周年

ミスタードーナツが40周年記念と聞いて、そういえば、ぼくがイラストレーターになってからも40周年だと気がついた。あんまり大昔なので忘れていたけれど、1970年のアンアン創刊号からイラストの仕事を始めて、今年で何と40年もたっちゃったわけで…

伊東ゆかりライブ

久しぶりの、伊東ゆかりライブ。POPSから、歌謡曲、カンツォーネ、カントリーと、レパートリーが広いけれど、伊東ゆかりの歌うスタンダードジャズが、何といっても一番好きだな。 彼女の歌う「声」そのものが、1960年代の空気をすぐに思い起こさせて…

桜の小器

芸術新潮 四月号のコラムでは、春らしく、桜の花びら型の器について書きました。雑誌には小さいサイズ(4〜5cm)であると実感できるようにと、ほぼ原寸の写真を載せています。銀座「東哉」で見つけて以来、毎年この季節限定で愛用している器なのです。薄…

魁星閣の桜

寒い寒い、桜咲く京都へ行ってきました。観光名所の地だけは、どれだけ寒かろうが、どこもお花見客で満員御礼。中国人もアラブ人も繰り出して、毎度のことながらのお祭り騒ぎだ。どちらかといへば落語「長屋の花見」状態か。 京都へは、イラストの学校で通い…