2007-08-01から1ヶ月間の記事一覧
前回の菊六落語会では、当日になって菊六君の名前を書いた札が無い事に気付き、急遽友達が前に書いた物を借りたのですが、後でよく見たら歌舞伎の勘亭流を真似てその友達が書いたものでした。いくらなんでもマズイだろと思い、席亭の責任でもあるし、今回の…
真夏の夜にWOWOWの番組で「アート・ブレーキー&ザ・ジャズ・メッセンジャーズ ライブ・イン’58」を見てとても懐かしくなった。これはベルギーでのライブ映像で、「モーニン」という曲が日本でも大ヒットしたアルバム「サンジェルマンのジャズ・メッ…
お盆で里帰りして(東京ですが)、昼間の銀座へ出かける。地下鉄の階段を上らんとするも外は猛暑の日ざしが強烈に襲っている。危険な外歩きは諦めて、そのまま地下道から数寄屋橋旭屋書店の中へ直行。本を買うと再び地下道を四丁目方面へ歩き、松屋のデパ地下…
お盆休みTVで、また恒例のように終戦記念日番組が始まる。敗戦の十五日が、死者の霊をまつるお盆の日とは、何だかできすぎのような気がするな。戦争を描いた日本映画のなかで一番好きなのが、一昨年亡くなった岡本喜八監督’67年『日本のいちばん長い日』…
パレットクラブ寄席、第二回『古今亭菊六落語会』のお知らせです。八月三十一日、夏の終わりに若々しい江戸前の古典落語をお楽しみ下さい。前回は中野翠さんがサンデー毎日のコラムで菊六を大変誉めてくださいました。菊六ますますハリキッております。あた…
戦後の下町育ちで懐かしく思い出すのは、夏になるとやって来る、金魚売りの呼び声「キンギョェーエ、キンギョー」。釣忍や風鈴売りとともに夏の風物詩だったけれど、今の東京にはもう無いでしょうね。このミニチュア(屋台風物模型の一種)の金魚屋さんは、…
前述のBRASSAI写真集、The Artists Of My Life です。アトリエでモデルを前にしたマティス晩年の姿が表紙を飾っていますね。ブラッサイは、はじめ画家を志してパリにやって来たそうで、生涯芸術家に対しては思い入れが強くありました。20世紀の大芸術家達…