2006-04-01から1ヶ月間の記事一覧
みすず書房版『ぼくの美術帖』では、小村雪岱の図版も元の本とは差し替えしてあります。その34ページに載せた団扇型の絵は、全体の構図はご理解いただけても、モノクロームなのでその色使いの妙までは判らないでしょう。これはその団扇絵の一部分をクロー…
京都でお花見を堪能したあと、足をのばして大山崎山荘美術館へ行きました。期待していたバーナード・リーチや濱田庄司らの民芸作家コレクションは、2級以下の作品ばかりでちょっとガッカリ。おまけに英国チューダー様式山荘にくっついている半地下の、ぼく…
『ぼくの美術帖』復刊にぴったり(自分にとって)のタイミングですが、4月8日から6月4日まで、京橋のブリヂストン美術館に我が師である川端実先生の作品が1点出品されているので早速いってきました。はやる心で、順番どおりに観るというのももどかしく、…
前回でお知らせした『ぼくの美術帖』の目次の中で、多分どなたも(相当な美術マニアでも)ご存知なかろうという人名「アーニー・ブッシュミラー」さんについて説明します。まず画家ではなくて、1905年生まれの漫画家でした。それも1940、50年代の…