2008-07-01から1ヶ月間の記事一覧

マイヨール美術館

猛暑中お見舞い申し上げます。今年も異常に暑くなりそうですね。 「芸術新潮」八月号、ぼくの美術コラムは、彫刻家アリスティード・マイヨールと写真家ブラッサイの話題です。夏だからヌードはいいですね、と編集者三好さんからの助言?もあり、現代ではやや…

決定版! 鳥の図鑑

イラストというと、現代の風俗流行に沿って移り変わりするものと思われがちですね。その時代の広告や雑誌に用いられる類いのイラスト。しかしそれらは昔の言葉で云うなら「風俗画」と呼ばれ、派手で目立つけれど一過性のもので、イラストというジャンルの一…

信太郎うちわ

まだ梅雨明けではないというのに、この蒸し暑さ! 外出時にはヤツガレも扇子が欠かせない。しかしサングラスをかけて、扇子であおぎながら道を歩いていると、アブないと思われるのか人がよけて通る。なので歩く時には扇子をガマン。外ではコレがつらいです。…

新茶のルーツ

中国雲南省にある世界最古の茶の原産地取材を、NHKハイヴィジョン特集「茶馬古道」という番組で観た。最古の茶の原木は樹齢が千年という大木が残っていて、まだ生き生きとしている。人が植栽した茶の木は千五百年たっても、まだまだ新芽を摘むことができ…

法隆寺百済観音の謎

百済観音というキーワードで、毎日のように2,3人の方が検索されて、当ブログへ来られる。[id:osamuharada:20061225] あまりネットで他に書かれていないせいでしょう。 百済観音は、法隆寺にあまたある仏像中で比類なき存在であるにもかかわらず、その出自…

京都祇園 ぐりる金星

だいぶ前に書いた、ぼくの京都で一番好きな料理屋さん、『ぐりる金星』のホームページができたので紹介させていただきます。天才シェフだった初代マスターの写真がとても懐かしい。毎週替るメニューも出ているので、ああもうジュンサイの季節か、鱧も出たか…

ティト・プエンテのティンバレス

夏が近づくとラテン音楽が聴きたくなるもんですね。今年は久しぶりにサルサの王様 TITO PUENTE の、歯切れ良いパーカッションが気分です。ラテンの太鼓ではコンガやボンゴもいいけれど、スティックでたたくティンバレスの音色を聴いていると、トシがいもなく…