メレンゲと煎茶

osamuharada2009-10-27

煎茶にメレンゲのロッシェ(焼菓子)が合うことに気付いたのはパリだった。外国旅行でも必ず茶葉だけは持っていく。朝まず、煎茶を飲まないと一日が始まらないタチなのです。で、たまには茶請けに何か甘いものでもと、パリでもイロイロ試してはみたけれど、フランスの菓子は異常に甘いよね。どれだけ砂糖を入れたら気がすむというのか。サイズもデカいよ。 ある時パリに住んでいた娘が、好物のカヌレを買いにパン屋へ行くというので、ついていった。店のレジ横の大きなガラス瓶にメレンゲ焼菓子が入って売っていた。パン屋で一番安い菓子なのは、余り物の卵白で作ったからだろう。直感でコレは煎茶に合う!と思ったのが、みごと敵中したのであります。沢山はいらない、ほんのひとかけらが煎茶に丁度よいです。口に入れたとたんに、ファッとすぐ消える甘さが程よいのですね。 そーゆーワケで、今もたまにメレンゲを煎茶の茶請けにすることがあります。この日の煎茶は、静岡県天竜川上流「熊切」。煎茶を飲む人がほとんどいないというのに、ムダな情報でしたね。
ついでに甘いモノ情報をひとつ。 スイーツがまだブームのようですが、ウツ病が流行って?いるのも、スイーツの流行と関係があるかもしれません。 脳の神経伝達物質セロトニンがレベル低下すると、イライラや気分の落ち込みが起こるのですが、そこへ甘いモノ(糖分)が大量にどっと補給されると、一時的にはセロトニンが増え、エネルギーが上昇して気分が良くなる。しかしすぐに元に戻ってしまって、さらなる疲労感とウツ状態がやってくる。そこでますます砂糖甘いものへの依存が高まり、自転車操業式にウツになってっちゃうそうです。クスリのように依存しても、スイーツ常習犯で逮捕されることはないけど、恐い話ですよね。甘いモノ好きさん、くれぐれもお気をつけください!