邪馬台国にて

osamuharada2015-12-11

冬の沖縄本島南部は、今日も初夏の天候のようで爽快。Tシャツひとつで暮らせる。それにまったく暖房費と衣料費がかからない。魚介と野菜果物は地産地消ですむから食費もかさまない。ただ米に関しては、沖縄食糧が福島産米を食べて応援することにしたそうなので、外食には注意が必要になった。内食は熊本産のBIO米をネット購入。煎茶はいつもの九州産。写真は窓外の景色で、琉球石灰岩の大きな岩があり、その上には草木が繁茂している。沖縄は珊瑚が積もってできた石灰岩の島なのです。
ウチナーンチュ(沖縄人)のポン友は、辺野古デモに参加しているが、数で言えば老人組が圧倒的らしい。若者に関心がほとんどないところは、本土のヤマトーンチュ(大和人)と同じことなのか。 先週は、まず米軍キャンプ・フォスター(普天間の北西)を返還してくれたら、そこをデズニーランドにする予定だと官房長官が嬉しげに発表していた。ウチナーの子供たちも若者もやはり喜ぶのだろうか。いずれ政権が主導するカジノ法案が通れば、大人たちはギャンブル依存症にもなるのだろうか。
ともあれ1700年前、沖縄本島北谷沖の海底20mに、巨大地震地盤沈下で沈んだと考えられる邪馬壹國(邪馬台国)。ヤツガレはすでにココだと確定するに至っています。その陸側にデズニーシーだかランドができたら、もう誰も海底遺跡や古代史になんかに興味はなくなるよね。もとより邪馬台国は大和にあったことにしておかないと、「日本書紀」が実は簒奪の歴史だったということがバレちゃう。卑弥呼が沖縄にいたなんて言おうものなら、ニュー大政翼賛会からも風評被害だと叱られちゃいそうだ。
もし古代史好きで、まだ読まれていない方は是非(ヒマつぶしに)こちらをどうぞ。ぼくの「沖縄邪馬台国論」まとめ→ http://d.hatena.ne.jp/osamuharada/searchdiary?word=%BC%D9%C7%CF%C2%E6%B9%F1 (スクロールして下段の2011年4月からお読みくださいね。)