夜のアトリエ日記

osamuharada2014-07-03

去年、有楽町のビックカメラで、4Kテレビのデモンストレーションを見てビックリして以来、映像好きとしては我慢しきれず、島の電気屋さんに注文をして、ついにアトリエの片隅に4Kテレビ 58 inchを設置。音声は古いMacintoshのアンプにつないで、大きなKappaのスピーカーで大音量にして聴いています。
かつてハイビジョン・テレビが出現したときもすぐに飛びついたほど、新しい映像好きなのですが、ハイビジョンのさらに4倍の画素数を誇る4Kテレビ映像は、さすがにもの凄い! 唖然としましたよ。 こないだのW杯サッカーで売れると見込んで大量生産の低価格化に踏み切ったらしいけれど、せっかくサッカー目当てで買った人には日本惨敗お気の毒さま。まったくサッカー興味なしのヤツガレには、おかげさまで安く4Kテレビが買えちゃって得したわけね。
WOWOWも、高画質で録画した映画や音楽ライブ、海外ドラマも、さらに4K映像で見違えるほど美しくなる。映画館のスクリーンに投射される映像などはすでに凌駕している。おまけに3D 映像も恐るべき解像度なので立体感にハマってしまった。画面に接近して見るとヴァーチャルな世界に吸い込まれそうな感覚。いやでも映像の中に入り込んでしまう。さらにパソコンと連動して、YouTubeも大画面大音量ですぐ再現できちゃう。これにはちょっと寝食を忘れそうになるね。普通のテレビ放送など見るヒマない。もっとも大政翼賛NHKニュースなど、はなっから見ちゃいないのだが。
アトリエでは、昼間の自然光のみで絵を描く主義なので、暗くなったら絵も読書もおしまい。そして夜は4K映画劇場に早変わり。映画オタクとしては、すでに1000本以上もブルーレイの留守録画で映画をとってあるので、これからユックリと楽しむつもりです。また美術の映像は居ながらにして各国の美術館巡りをしているようで、これこそ夜のアトリエ向きといえますよ。ぼくの場合、美術に関しては何回見たって飽きることがないしね。 前回のアトリエ日記に書いたイームズ・ラウンジチェア&オットマンも、こんどは私的映画館の特等席としてまだまだ現役中なのであります。