凧あげと映画

osamuharada2014-01-04

このところ、幼稚園の正月休みで退屈しきっている孫につきあい、ガラにもなく凧あげにうち興じていました。
当ブログで新年のご挨拶をしようとは思いつつも、去年から知人友人の訃報に接すること、あまりにも続き、とてもことほぐ気分になれず、ついつい書きそびれておりました。あらためましてのご挨拶。
気まぐれではじめて、習い性となってしまったこのブログも今年で十年目。すっかりジジイになりましたが、毎日24時間休みなく、必ずどなたかがここをお読みくださっていることに勇気づけられ、長々と続けることができました。さらに調子にのって、今年もまたやらかしますのでヨロシクお願い申し上げます。
憂さ晴らしの映画鑑賞もあいかわらずです。アイマックス大画面で3Dの『 ゼロ・グラビティ』。ほとんど CG で作られたスペースもので、遊園地のジェットコースター並みの面白さがあるだけ。それも主演のサンドラ・ブロックが、ドラマ中ほどで「宇宙なんて、大っ嫌い!」というセリフには興醒めさせられた。じゃ、こんなめんどくさい映画撮るなよと言いたくなっちゃうぜ。話のスケールがちっちゃすぎて、ただの人情噺でオシマイなのよ。壮大なスタンリー・キューブリックの『2001年宇宙の旅』を、誰かデジタル・リマスタリングして大画面3Dで見せて欲しいと切に思ったね。 もう一本は、ヒット作の『鑑定士と顔のない依頼人』。ミステリー映画というのに惹かれて観てみました。ヒロイン登場までが、くだくだしく引き延ばされてヘンに期待感を煽られたが、いよいよ出てきた当の女優が、そこらにいそうな女学生風で、これにまた興醒め。ミステリーだというなら、もちっとミスチックな魅力ある女優さんを選んで欲しかったね。とまた悪口ばかりですが、仕事じゃないし、世間体も気にせず、これができるからブログは楽しい。つまりブログがヤツガレの憂さ晴らしなのであります。