フレンチポップス

osamuharada2013-09-26

そろそろ秋めいてきたところで、ひさしぶりにブランデーが飲みたくなった。以前買い置きしておいた Armagnac Chateau de Martet 1976年 を開ける。ブランデーグラスから、芳醇な香りがBARいっぱいに広がって、ひと足先に秋がやって来た。
何かちょっと、むかし懐かしい音が欲しくなり、倉庫から古いレコードをひっぱり出してきて、久しぶりに聴くフレンチポップス。70年代はじめイラスト稼業についたばかりの頃によく聴いていたフランソワーズ・アルディ。懐かしすぎて、かえって新鮮味があるかな。声がやや無機質で、どこかアンニュイなところがあって、そこがクールでかっこいいと思っていた。半世紀近くもたっているけれど、歌はタイムマシンみたいなものですね。まだフランスかぶれだったあの頃の様々な想い出がよみがえってくる。若い時っていいな。
男性歌手では、アラン・シャンフォーをよく聴いていたが、さすがに男のフレンチポップスだけは、いま聴くとなんだか気恥ずかしくなるね。これならシャンソンのほうで、シャルル・アズナブールがトシ相応。