ゴミ収集車とストーンズ

osamuharada2013-01-29

三歳半になった孫の、一番のお気に入りは、おもちゃのゴミ収集車だ。実物のごみトラックがやってきて、ごみ収集してゆくさまを興味津々で見ていたせいだろう。消防車や救急車、クレーン車やダンプなども好きらしいが、毎日来てくれるごみトラックの姿が、ヒロイックに映ったのだろう。Richard Scarryの自動車絵本(フランス版)も、飽かず眺めている。ここでもごみトラックは大活躍している。スカリーさんの絵本は、ヤツガレが見ても楽しくてとまらなくなる。日本版がないのが残念だ。
ごみトラックの遊び方は、まず紙屑を細かく丸めておいて、部屋に散らばしておいてやる。やがて「大型ごみスースーシャでーす!」と、むこうから回収に来てくれる。トラックに集めて、ごみ捨て場と決めた位置まで運んでゆく。これを数回やって終わる。毎日ご苦労さんなことだ。しかし祖父としては、ちょっと孫の将来が不安にもなる。
もひとつ彼の最近ハマっているのが、ローリング・ストーンズを聴きながら、ミック・ジャガーの振りを真似て歌い踊ること。途中で上着を脱いではカッコつけてほうり投げたりする。このブログで先回ご紹介した【DOOM and GLOOM】のビデオクリップも気に入ったらしい。ノオミ・ラパス のヴァージョンを「お姉さんのローリング・ストーンズ」と呼んで、これは映像が怖いらしくて数歩引いてちらちら見ながら踊っている。他は【JUMPING JACK FLASH】で、 なんといってもキース・リチャーズリズムギターにしびれているようだ。ジャジャーン、One Two!と体が勝手にうごきだす。この二曲以外のストーンズではノレないらしい。
車と歌ということでは、小林旭アニキの、あの【自動車ショー歌】を好きになってくれたのが嬉しい。歌詞もところどころ覚えてしまった。《ワーゲンうちだよ色恋を 忘れて勉強セドリック》 しかし、これもまたヤツガレが試しに聴かせてみたわけですが、彼にはどんな未来が待っているのだろうか、といささか気にもかかる。