神奈川県出身イシハラの後塵を拝して、東京都知事になった長野県出身イノセという男。都知事の仕事始めが東京オリンピックの売り込み営業だという。ロンドンまで公費（都民税）で行って、東京を「世界で最も安全で先進的な大都市」とホラ吹いたが、とたんに外国メディアから「放射能の問題をどう考えるか？」ときびしく質問されていた。東京電力の安全神話が崩壊したのは、世界中どこの国でも知っている。
オリンピック候補地のひとつイスタンブールは、【トルコ】最大の都市。そのトルコ政府は、今年１月より「日本からの輸入品に対しては、放射能汚染の可能性が疑われるため、放射能検査を実施する」のだそうだ。トルコが全商品の検査を始めるのはこれが初めてとのこと。イノセよ、どうせならイスタンブールを風評被害で訴えて、蹴落としてみせろッ！だよね。
トルコは現在、EU(欧州連合)への加盟申請中の国。３.１１以後、その【EU】27ヶ国は、東京都をふくむ東日本からの輸入食品に対して放射性物質検査を要求している。また東日本以外では産地証明書が必要なのだ。もうひとつのオリンピック候補地マドリードが首都の【スペイン】はEU加盟国だ。イノセよ、男ならマドリードもついでに訴えてやれ。
ちなみに【アメリカ】は、福島 茨城 栃木 群馬 千葉 神奈川 宮城 岩手県産を輸入停止しているそうです。 【ロシア】は、福島 茨城 栃木 群馬 千葉県 そして東京都の食品も、すべて輸入停止している。 あの【中国】でさえも、福島 茨城 栃木 群馬 千葉 宮城 新潟 長野 埼玉 東京の １０都県産はすべて輸入停止、他は産地証明を要求しているそうだ。（外務省経済局発表）これじゃ世界中が「放射脳」で風評被害だよ。日本では、放射能が身体に良いとさえ言ってくれるセンセイもいるというのに。
もしも東京オリンピックが決まったとして、世界のアスリートたちはほんとに東京へ来てくれるだろうか？ 東京の食べ物に放射能汚染の疑いありならば、来るにしたってみんな手弁当でやって来るのは必至だろう。外食産業はピンチ。
その時には、1964年東京オリンピックのテーマ曲『東京五輪音頭』を復活させて、なんとなくゴマかしてみせたらどうか。「はぁー あの日ローマで眺めた月が それトトントね 今日は都の空照らす あ、チョイトね 四年たったらまた会いましょと かたい約束 夢じゃない ヨイショこーりゃ 夢じゃない オリンピックの顔と顔 それトトント トトント顔と顔」 この名曲あれば、あっけにとられてイノセの猪顔でも問題ない。夢じゃない風評被害の東京オリンピック。
