子供用トートバッグ

osamuharada2011-11-03

このトシになっても、外出時にトートバッグを持ち歩くのは、長年の習慣だからしかたないのです。風呂敷がわりというわけ。外国でもどこでもヤツガレには必需品だったが、パリではさすがに持って歩く人を見かけなかった。長いフランスパンなどは、買ったらトートに入れて運べば便利だと思うのだが、かの地の人々はパンなどそのまま小脇に抱えて歩くのだ。それも時々ちぎって喰いながら歩いている。パリでたまさかトートバッグを持っている人を見かけると、たいがい日本人の若い女性観光客ばかりだった。トートを見ると日本が懐かしくさえ感じた。
自分では気づかなかったけれど、男が都会でこれを持っていると、なんだか田舎臭くて、さらに貧乏臭いもんですね。ジジイが持っていると、ただのホームレスにしか見えない。なのでこまめに洗濯して、せめても清潔感だけは保ってみてはいるのですが。昔このブログで、「トートバッグ」について書いた頃は、まだあまり街では見かけなかった頃でした。→[id:osamuharada:20050509]・[id:osamuharada:20050712]
それが今や、日本では女性雑誌のオマケで大活躍?ではありませんか。紐をかけられた「雑誌」のほうが、トートバッグの「付録」に見えちゃう。本屋でトートバッグを買う時代なのですね。この分だと日本中の全女性がトートバッグを持つことになりそうだけれど、普段使いの買い物カゴのかわりになったのでしょう。八百屋や魚屋で晩ゴハンのおかずを買ったりして、トートに入れて歩くことになる。これなら正しいトートバッグの使い方だね。
子供用トートバッグをデザインしました。MADE IN USA の ENVIRO TOTE 社製、がっしりした帆布です。(ハワイでのみ販売)★この写真は、左右が25cmほどの小さな新作トート。パリと違って、ハワイではトートバッグはすでに日常品ですね。一年中 Tシャツに短パン、ビーサンでOKな常夏の地こそが、トートバッグの似合う場所ではないかなと思います。小さい子供ならオヤツに飲み物、おもちゃにヌイグルミなど。お出かけには、自分のものは自分で持つ習慣がつくでしょう。一人歩きができるようになってきたぼくの孫にも、そろそろ持たせるつもりです。
このハワイのスーパーマーケットについては、「コナ・コーヒー」のところに書いてあります。→[id:osamuharada:20110704]