梅にも春の

osamuharada2011-03-02

近頃のニュースを見ての、あだしごと。  ネットを使って、いまごろ民主革命がおこるところもあれば、ネットでカンニングをするやからも出てくる。 ネットって、最先端のメディアだと思っていたが、人間がやることはちっとも進歩していないようですね。 かくいうヤツガレも、こうしてネットに何やら書いてはいるけれど、昔から、知ったかぶりしてたわごとを並べたてたり、つまらん毒舌なんぞをはいたりする、嫌われもののジジイが町内に一人はいたもんですよね。
ツイッターは、去年あたりからか、大騒ぎをして始まったものの、何のことはない、昔からよくあるカミさんたちの井戸端会議のようなものですな。日本では革命などは絶対におきっこないし、余計なことでも書けば「KY」といわれて仲間はずれにされちゃう(なのでワタシはやらない)。なかには夫婦の会話までツイッターという新しがりやまでいたらしいけれど、これは進歩どころか退化でしょう。いったいネットで何が変わったのかな?って、考えちゃうな。 なんだか江戸時代の式亭三馬浮世床」の世態人情が、単にグローバル化しただけのような気がしてきた。ネットがあっても、何も変わっちゃいないということか。
今日の煎茶には梅の花。月並みすぎるライフスタイルだけれどコレはこれで楽しい。【白梅】が最も好きですが、【紅梅】には、端唄の《 梅にも春の 色そえて 若水汲みか 車井戸 ・・・ 》という可愛らしい風情があるから、これもまた好きなのです。小枝ながら梅が香もよし。それにしてもジジくさいブログだな。
   さ り げ な く 咲 き た る 梅 の さ か り か な   万太郎