銀ブラがつまらなくなってきたとはいえ、築地の仕事場へのゆき帰りには、銀座をハシからハシまで歩く習慣がまだ抜けない。昔から、煎茶の茶ウケに「銀座木村屋のあんぱん」は欠かせないので買って帰る。煎茶のほうは、銀座松屋デパ地下の「茶の葉」でいつも調達しています。
昨夜のNHK『ためしてガッテン』では、緑茶が体にとても良いという特集なので観てみた。日本人の長寿の土地が、圧倒的に静岡県の茶どころに多いそうだ。そこでは子供から百歳の老人まで、毎日みんな煎茶を飲んでいる。虎造の［旅ゆけば 駿河の国に茶の香り]だね。特に煎茶で有名な、静岡掛川のお年寄りたちが、医者にもかからず元気いっぱいだ。本腰をいれて茶の成分を研究し、様々な実験をしてみたら、毎日飲む煎茶の成分が免疫力をつけ、がん予防などになっているせいだと確定した。病気にかからない。これは新発見！だそうです。ダイエット効果もあるよ。珍しくNHKが太鼓判を押していたから、いよいよ煎茶ブームが起きるかもね。一日３リットルも煎茶を飲んでいるバアちゃんが、若々しくてピンピンしていましたよ。深蒸しの煎茶が最良らしい。煎茶好きにはまたとない朗報です。いままで、煎茶飲みのヤツガレは、友達から煎茶はジジクサイなどとバカにされてきたから、これでザマミロと言い返せるよな。ジジイはジジイなんだけどね。
茶ウケのほうで、最近気に入っているのが、銀座木村屋の特製「クリームパン」です。これはパン生地が、普通のイースト菌ではなく、あんぱんと同じ酒種を使用しているところがいいんだな。酒種は古来より饅頭の生地に使われてきたわけだから、これは和洋折衷の味覚なのですよ。この和製パンが、中身の甘すぎないカスタードクリームと絶妙のハーモニーを生んで、とてもマイウッ！ あんぱん同様、煎茶にピッタリ。こんな茶ウケがあれば、一日３リットルなんて軽いよ。たまには紅茶とパイプ煙草でもイケてます（のがこの写真）。
だいぶ前に書いてた「銀座木村屋のあんぱん」はこちら→[id:osamuharada:20060515]
