梅もどきのミニチュア

osamuharada2010-11-01

人形のミニチュアで思い出したので、押入れから盆栽のミニチュアをとり出し、今朝の煎茶の横に置いてみた。十一月に合わせて、「梅もどき」の盆栽。なんとなく秋めいてきましたよ。実はこれ、盆栽を擬した模型なのです。「梅もどき」の「もどき」というわけだ。鉢を入れても5cmほどのミニサイズ。 フィギュアモデルとも違うし、ほんとの呼び名はわからないけれど、こういう盆栽ミニチュアを専門につくる作家さんの作品です。以前、銀座松屋の展示会でいくつか買いました。
実際の盆栽よりも、さらに小さいところが面白い。盆栽そのものが植物のミニチュールなのにね。盆栽ではありえない超ミニサイズ。こういう極端に小さいモノって、身近に置いて眺めていると、なんだか微笑ましい可愛らしさがありますね。
しかしいくら好きでも、コレクターとなって、百個くらいも蒐集して、ぎっしりと同じ棚に並べちゃうようなオタクにはなりたくないな。なんでも沢山あり過ぎたら、あんまり可愛くなくなるしね。「可愛い」ということには、ポツンとした、どこか寂しいところも必要不可欠なのですよ。時々思い出しては、季節感を楽しんでみたり、ボンヤリ眺めている程度が平和でいいと思うんだけどな。今日の島は久しぶりの晴天で、秋日和でした。