昼寝のストラトキャスター

osamuharada2010-08-17

まだまだ日本中猛烈な暑さですが、残暑お見舞い申し上げます。こう暑いと、日中はシエスタするしかしょうがないなと、ヤツガレは小一時間の昼寝で、何とか凌いでおります。しかしクーラー嫌いのトシヨリは、昼寝をしている最中にも熱中症にかかるよし、されば、せめて風通しのよい場所を探して、温度計で確認しながらの、シエスタやってまーす。
そこで、瞬間的に眠りに落ちて熟睡し、4、50分ほどで、すっきり目覚める睡眠方法をいろいろ試してみましたよ。その結果報告。まず、昼寝の寸前の読書は、つい無理をして読み進めてしまうクセがついているので向いていなかった。これは音楽を聴くのも同じで、リズミカルな音楽は、逆に覚醒してしまう。ロックなどはもってのほか。総じて人間の歌声には、つい気がとられて、左脳(言語脳)が聴きいってしまうのでバツ。外国語の歌でも同じこと。(角田先生の名著「日本人の脳」を参照)  これは右脳(感覚脳)だけが感応するインストのほうが向いているなと思い、どんな楽器音(角田説では西洋楽器に限る)が、強く眠りを導引するだろうかと、一日かたっぱしから聴き比べたのであります。(おかげで昼寝できなかったけれど)
そして、ついにコレだという、すぐ眠くなる音を発見。エレキギター、なかでもフェンダーはストラスキャスターの音色なのでした。演奏は、好きなギタープレイヤーあまたいる中で、最もユルユルの弦で弾くかのような、かのハンク・マーヴィンがいいだろう。CDを引っ張り出して、曲目を厳選してみたところ、1959年、Santo & Jhonny 兄弟のヒット曲で、その名もまさに【 Sleep Walk 】というインストの、カバーヴァージョンに決定したのであります。
昼寝の準備をしてから、コレを聴くや、たちまち眠りに落ちる。アルファー波が出るのか、なんとも心地がよい。毎回、終わりまで聴かないうちに、眠っちゃうほどでしたよ。 今度は子守唄がわりに、孫にも聴かせて、さらなる人体実験を試みようかなと考えています。
ちょっとコレは短い演奏だけれど↓だいたいこんな感じなのね。