オーガニックBAR

osamuharada2010-05-17

あんまり甘くない甘いもの好き、というのは、モノを探してみると結構これで苦労するのね。ハワイにも煎茶だけは持っていったんだけど、茶うけにピッタリの菓子が無いわけ。無くても最初は我慢できたんだけど、やがて煎茶には何かちょっとした甘味が欲しくなる。それで探して試して合格したのが、オーガニックのBARでした。BARといっても酒場じゃない。アメリカに昔からある、CANDY BAR(ナッツなどをチョコでくるんで棒状にしたやつ)というスナック菓子の一種かな。しかしこっちは菓子というよりは、栄養補給を目的とした保存食BARということらしい。有機栽培の、穀物類、豆類、ナッツ、ドライフルーツなどがこねてあり、ほんのかすかに甘い。チョコやメープル味などフレーバーも数種あり。スーパーマーケットやドラッグストア、どこでもで売っている。若い友人は、こりゃマズイですよ!と言っていたが、自然の「滋味」というものを知らないんだな若いモンは。 ともあれトシヨリには、煎茶に合いさえすればよいのだ。
煎茶(特に自然農法の)にピッタリという茶うけを、まさかハワイで発見できるとは思わなかった。 山登りだか岩登りの絵がついている【CLIF BAR】は、いくつか種類があり、どれにも「エネルギーを持続させるための栄養源である」と大マジメに書いてあります。疲れそうなロッククライミングの途中でも片手で食べられちゃう。 もひとつの、全米チェーン、ホールフーズの【PRO BAR】は、果物いろいろで何種類かあります。ART'S ORIGINAL BLEND、と書いてある。アートって言葉に一瞬ひるんじゃうけれど、単に人為的なという意味だよね。どちらのオーガニックBARも、ほどよい甘味です。 帰ってから、後でハワイより沢山送ってもらって、時々茶うけに用いております。ド派手なパッケージから出してしまうと、中身は「雷おこし」みたいな、和物の駄菓子にしか見えないところも気に入った。黄瀬戸や三島の小皿に移せば、染付の煎茶茶碗にもよく似合うしなァと、またどふでもよゐ話。
これも煎茶に合うよ→[id:osamuharada:20091027]