マイ筆記用具

osamuharada2010-02-06

ブログのせいで、キーボードをたたいて字を書くようになったものの、いまだコレには馴染めない。トシで目もすぐに疲れる。字を書くのは昔からボールペンか万年筆とジジクサイ。筆不精で手紙は書かないけれど、メモ&ノート魔というタイプで、やたらと何かに書きとめる。本を読めば、文に傍線を引いたり、余白への書き込みがかなり激しい。ツッコミもよく入れる、ひどいとバッカヤロー!またはクソッ!などと書く。表紙や見返し、裏表紙どこでも所かまわず平気でメモっちゃう。装丁デザインなんぞはおかまいなし。もっとも読んでる本が、美術史や歴史関係、ノンフィクションや論文にカタログの類いなので、どふでもよゐのです。 たいがい夜になったら、後でメモをまとめて整理して、改めてノートに書き込みます。見出しや長文は万年筆で、脚注や感想などはボールペンでと使い分け、ちょっとした編集作業のようですね(ツッコミだけはノートにゃ書かないけど)。いくらヘタクソな字でも、とりあえず自分だけが判ればいいのだから、気ままに書けて楽しめる。ヤツガレの場合は、とにかくノートに書けば何とかアタマに入るタチで、読むだけだとすぐに忘れちゃう。
外出する時には、メモ以外にもボールペンは必携です。 一番いやなのがカード払いなどでサインをする時に、他人のボールペンで書かされること。これが気持悪い! あの病気が出そうになる。→アライグマ症候群(id:osamuharada:20090112)です。 綺麗なオネーサンのならまだましだけど、汗臭いオニーサンなどの手垢で汚れたボールペンなんかを差し出されたりしたら、支払いなんか絶対したくなくなるもんね。というワケで、マイ・ペンは必携なのです。 
先日パスポートの申請に行って、申請書類にマイ・ペンで書いて出したら、ぼくの青インクのボールペンは無効で、黒色で書き直しせよと言われた。ムッとはしたが、仕方なく筆記台に紐で結わかれた黒のボールペンで書き直しましたよ。コイツは苦しかったね。混んでいたので順番待ちをして、前のオッサンが書き終えたばかりの、まだ温もりアリの汚いボールペンで書かねばならぬという、予期せぬ災難に遭遇したのであります(申請書に例のツッコミ書くとこだったぜ!)。 ちなみに永年愛用の万年筆はモンブラン、ボールペンはペリカンです。すべて極太のペン先。書く内容はくだらなくとも、書き心地だけは最高です。