沖縄の友人

osamuharada2009-12-06

今年は久々に沖縄の親友に会いにゆき、ミリタリー・コロニーとしての沖縄問題について、彼の怒りと苦悶を身近に感じました。 日本にある米軍基地のうち75%も小さな沖縄本島に押し付けて、知らん顔しているヤマトンチュ(本土の人)のひとりとして、ぼくは彼に恥ずかしい。 60年代半ば、学生時代に知りあった彼の、ぼくに見せたアメリカ占領下沖縄のパスポートが、今でも眼に焼きついている。やっと本土復帰したのは1972年のこと、戦後27年もたっていました。 昨日は、普天間基地【県外or国外】移設の民主党マニフェストを反故にしそうな、岡田外相の裏切り発言でしたね。フランケン岡田(Byきっこのブログ)とはうまいネーミングだな。 実のところ米軍は、さっさと全軍グアム島へ引越したいのに、金をやるからココにいてくれよ、と頼んでいるのは(利権がらみの)日本政府&官僚のほうなのですよ。アメリカはただゴネ得(立退き料)を期待してるだけ。 新聞・TV(御用ジャーナリズム)は、米軍がいざとなったら日本を守ってくれるんだからァ、と国民を嘘で洗脳している。それで本土の人間は、沖縄(130万人)がちょっと我慢してくれさえすれば済むんじゃないのと、まるで無関心になる。
写真は、国営!の沖縄水族館で、ジョーズ見物をしているヤマトンチュ観光客。入場料はすべて国が持ってっちゃう。 沖縄へは年間500万人もの観光客があるそうです。 新型インフル騒ぎの最中、たまたま東京からジェットで行く中学生の修学旅行に乗り合わせたけれど、全員マスクをしてたのが不気味でした。そんなにまでして行かせるなよ! カップルもファミリーも、広大な米軍基地を横目で見ながら(または見ないことにして)、戦闘機もヘリの騒音もなんのその、平気でリゾート気分を満喫できるところは偉いもんだなァと感心しました。ぼくはウチナーンチュの友人に恥ずかしかったけどね。