もう出た頃かなと、いつもの新橋小川軒カフェへ。マスターがにこやかに、ちょうど出たばかりなんですよ今年のモンブラン！ いいタイミングだよなァ。ずっと昔からモンブランといえば小川軒。これを食べないことには秋がやって来ない。ここのモンブランは利平栗だけを使用。好みの、甘すぎなく甘い自然の風味。これぞモンブランの中のモンブラン。フランスのマロンと和栗のよいところだけを合わせたような、貴重な利平栗は、九月の熊本産から始まって、だんだんと北上し、十一月いっぱい頃まででお仕舞の期間限定。マスターの話では、やっぱり熊本産のが一番旨いでしょうね、だそうです。裏の販売店で持ち帰り用に売っているのとは、土台のビスキュイが違うようで、カフェで出されるほうが断然好きだな。カフェのコーヒーともよく合うしね、などとトシガイもなく浮かれさせられた、旬のモンブランなのでありました。
10月15日追記 ： 利平栗は今年収穫が少なく、熊本産は昨日食べてきたので終わり。北関東産も早めになくなり、十月いっぱいで終わっちゃいそうです。異常気象のせいでしょう。
