カレンダーガール

osamuharada2009-05-11

今年はじめ、懐かしのエルブグレン描く、Pin-UPで綴られた日めくりカレンダーを衝動買いした。画集も近年いくつか出版されていたので、その流れでカレンダーも出たのでしょう。 正月から卓上カレンダーとして、毎日めくってはいたけれど、結局好きな絵のところで手が止まったままになりました。 365枚の画集として考えたら安価でいいし、データも横にしっかり書かれているから参考資料にもなるなと、後で気がついた。破いて捨てちゃうなんてもったいない。 カレンダーの絵は季節感でアトランダムに並べられているので、その絵の描かれた年代を当てるというマニアックなゲームまで、できちゃう。Gil Elvgren(1914-1980)のビンテージは、この絵のような1950年代なのです。40年代では未熟、1960年代半ばを過ぎると筆勢が落ちるな、とかナントカ(偉そうにね)。 昔よく浮世絵研究をしていた頃、年代当てクイズを(一人で)やってたことを思い出しましたよ。美術館で、絵を離れた所からパッと見て、国芳か国貞か?歌川国貞なら五渡亭か豊国時代か?を厳密に見分けて当てるといったようなコト。このクイズは、好きな画家だと当たるけれど、嫌いな画家ではハズレることが多くて、それもまた楽しいのです。  エルブグレンについては(id:osamuharada:20051221)と、(id:osamuharada:20080425)に書きました。