ロイヤル・コペンハーゲンの茶碗

osamuharada2009-04-20

到来物の洋菓子にも、たまにはコーヒーや紅茶ではなく、煎茶の茶ウケとしていただこうというほどの煎茶好きであります。しかもただ漫然と煎茶を喫するだけではなく、その時々で茶碗などを選ぶという、やっかいなタチなのです。どうでもいい話ですが、和菓子には染付けなどが合うけれど、西洋菓子には日本製の茶碗ではどうもピンとこない。  ヤツガレが最近気に入って用いているのが、デンマークRoyal Copenhagen 社製の湯呑茶碗。図柄はおなじみの古くからある染付け風のシリーズで、Blue Fluted Plain(1775年から同じデザイン)です。磁器が二重構造になっていて茶が冷めにくい。外側をじかに持っても手が熱くならない工夫でもあるそうだ。そこが寒い国の外人の合理的な発想か。 そんなことより、なんといってもロイヤル・コペンハーゲンの気品あるヨーロッパ風デザインが好きなのです。これなら西洋菓子にもピッタリ合っているでしょ。 煎茶はまろやかで上品な鹿児島県大隈半島の「有明」がこの茶碗に合う。番茶などでは合いません。ついでに急須は銀の打ち出し日本製。頂戴したケーキには、舩木さんのペイズリー柄のスリップウェアー皿。お盆はBAR用の金属製。やかんの替りにTHERMOS の保温ポット使用。これでやっと煎茶のお茶うけとして、いよいよケーキも食べられるのであるからして、メンドクサイので真似などなさらないように。