観葉植物

osamuharada2008-06-20

なんとなく鬱陶しい梅雨の季節。室内に活き活きとした植物があると、それだけで気分が爽やかになるから不思議ですね。 島の市場で、小さな葉がひとつ芽生えたばかりのヤツガシラを買って水栽培をしてみたら、あっという間に沢山の葉が出てきた。細長いハート型の葉は、とても芋から生じたとは思えない。ちょいとトロピカルな雰囲気すらあるではないか。透明なプラスティックの入れ物に置いたので、見ていて水が足りなくなったら、下から2cmほどまで足すだけだから、世話も簡単でいい。観葉植物としてもっと愛されてもいいようだが、考えたらヤツガシラ「八頭」というこの名前でかなり損してるんじゃないのかな。芋は煮ッ転がしなどにするし、茎もまたずいきとして食用だから、どことなく野暮ったいイメージが付きまとうヤツガシラ君ではある。気取って英語で言ってみてもYam、では余計ダサイじゃないか。
先月、東京青山の第一園芸で、必要があって観葉植物を買いにいった。迷いに迷ったのは、どう考えても値段がビックリするほど高いからだった。急いでいたので、結局他よりはやや安い、フランスゴムノキというのに決めたが、それでも送料を入れたら2万円近い。葉が小ぶりのただのゴムの木がですゾ。もう二度と青山などで買い物はすまいと誓った。ちなみに島のヤツガシラ君、食用の時期を過ぎたからか100円でした。