夏の菊六落語会

osamuharada2008-06-12

恒例となりましたパレットクラブ寄席。お待たせいたしました!第五回目の『古今亭菊六落語会』お知らせです。梅雨も明けて、いよいよ夏になる頃の夕べのひと時、ごゆるりと古典落語をお楽しみ下さい。


  たゝむかとおもへばひらく扇かな 万太郎


第五回・古今亭菊六落語会 7月11日(金)
午後7時開場 7時半開演 2000円(1drink付)


只今より、メールにて御予約うけたまわります。
メールはこちらへ、お早めに。 information@pale.tv
場所・パレットクラブ 東京都築地4-11-10  席亭・原田治 お待ちしております!
アクセスはホームページをご覧下さい。 http://www.pale.tv 築地場外市場です。
7月4日追記 おかげ様で札止めとあいなりました。

7月12日追記 今回は『四段目』と『転宅』を見事に演じました。二百年以上前にできた噺の『四段目』は歌舞伎の忠臣蔵を題材にした愉快な話ですが、歌舞伎を知らない若い方にはサゲが解からなかったようです。 塩冶判官(浅野内匠頭のこと)のセリフ「由良之助か」が、丁稚小僧の閉じ込められた「蔵のうちか」とモジりになるのは、大石内蔵助が芝居では大星由良之助だからですね。そしてやっと飯を貰えた丁稚が、塩冶判官の決めゼリフで「待ちかねたァ」とオチるわけですね。 他に「四段目」が出てくる落語で『淀五郎』(三遊亭円生が良かった)という芝居噺でも、同じくこの忠臣蔵四段目「待ちかねたァ」がサゲになっています。
前回までの菊六落語会 id:osamuharada:20080319 id:osamuharada:20071101 id:osamuharada:20070810 id:osamuharada:20070525