島の人からもらったユズが山ほどあったので、冬至はまだまだ先だけれど露天風呂を柚子湯にしてみた。湯上りの感じがいつもと違い、皮膚がなんとも気持良い。昔の人はこれでヒビ・アカギレを治したというのがよくわかる。無骨で小さいながら柚子の香りは一人前で、酸味もしっかり。 鍋料理などに使うだけではもったいないから、リーチバーの金柑バラライカ [id:osamuharada:20070227]を思い出しながら、ホームバーでカクテルを作ってみました。我がオリジナル「柚子バラライカ」。 甘みのリキュールはコァントロー、スピリッツはもちろんウォッカ。氷沢山でギンギンに冷たくシェイクして出来上がり。これからの季節、金柑と同じく冬のカクテルとして結構イケちゃいますよ。 どうやっても柚子の香りは日本の冬を想い起こさせるから、グラスも日本的な吹きガラスでキメてみる。ぼくの谷道コレクション(大げさだな）から選らんだのがコレ。ステムの長さがカクテル向きでしょ。この飲み口が水平でなくユッタリと歪曲しているところが日本的美意識だなと、また感心してしまった。豆のような飾りが不定形についていてこれも楽しい。柚子も谷道さんのカタクチに入れて、これまた日本的におさまりました。めでたしメデタシ！ 去年書いた、谷道さんの吹きガラスは [id:osamuharada:20060627] と、 [id:osamuharada:20060624] でした。
