PALETTE CLUBの落語会

osamuharada2007-05-25

今夜は「第一回・古今亭菊六落語会」と題して、初めてパレットクラブが寄席になりました。一応アタクシが席亭というようなわけです。かつて志ん生文楽、円生を聴いて育った古い古い落語マニアとしては、昨今の落語ブームにはちょいと不満足。しばらく落語からは遠ざかっていましたが、ある時、友達の息子が噺家になった、二つ目だというので聴いてみたところ、これが実に結構なデキで素晴らしい。口跡は良し、姿かたちも江戸っ子らしい、すっかり気に入って及ばずながら後援をしたくなったのが、この古今亭菊六君でした。古典しかやらないというのも偉い。28才、学習院出というのも凄い。有望株です。で、自信を持って今日の落語会を始めたのでした。ぼくのリクエストでまずは「元犬」、次に「抜け雀」を熱演。古今亭志ん朝ファンだった中野翠さんもいらして、大変に気に入っていただけた様子。これで太鼓判を押されたようなもの。早速、第二回は八月あたりにしようぜと決定。次回はこのブログでも予告詳細お知らせいたします。その節は是非お越しくださいね。終わった後は、お客さんも一緒にパレットクラブのホームBARにて、菊六君をバーテンにして深夜に至るまで賑やかに飲んじゃいました。BGMは清元志津太夫の「卯の花」でした。