底抜けジェリー・ルイス映画

osamuharada2006-11-09

’05年このブログ一回目に、ジェリー・ルイスの映画DVDが日本でも少しだけ出たばかりで嬉しくって紹介させてもらったのですが、もうすでに廃盤(中古入手可能)なんだそうです。ぼくはそれ以前にヴィデオで、ほとんどをサンフランシスコとハワイで購入していたから安心なのですが、人にすすめる楽しみが無くなってしまいました。なにしろ小学生から高校までにかけて好きで見まくった映画なので愛着もひとしおなのです。もうあの明るくてバカバカしき映画が忘れ去られてしまうとは残念無念。最近流行りの YouTube を見たらその片鱗がわずかに出ていたので、覗いてみてやってください。’63年『底抜けオットあぶない』の中の、得意芸の一つ「タイプライター」のシークェンス。デパートメントストア就職のため面接に来て待たされている場面です。ジェリー・ルイスが最も油の乗った時期の映像。

『底抜けシンデレラ野郎』

『底抜けもててもてて』これは監督もジェリー・ルイス

『底抜けコンビのるかそるか』

ディーン・マーティンとのコンビ時代からすると活動期はもの凄い長さで、撮った映画の数もハンパじゃないのですが、ほんとに見ごたえする(ぼくの独断)のは50年代後半から、60年代初頭までのわずか11本くらいです。何の役にも立たないけれど、以下はその(マニアックだね)リストです。コスチュームはすべてイーディス・ヘッド女史のデザイン。
1955 『お若いデス』 YOU'RE NEVER TOO YOUNG
1956 『底抜け西部へ行く』 PARDNERS
1956 『底抜けコンビのるかそるか』 HOLLYWOOD or BUST
1958 『底抜け楽じゃないデス』 ROCK-A-BYE BABY
1958 『底抜け慰問屋行ったり来たり』 THE GEISHA BOY
1960 『底抜けてんやわんや』 The Bellboy
1960 『底抜けシンデレラ野郎』 CINDERFELLA
1961 『底抜けもててもてて』 THE Ladies MAN
1963 『底抜け大学教授』 THE NUTTY PROFESSOR
1963 『底抜けオットあぶない』 WHO'S MINDING THE STORE?
1964 『底抜け00(ゼロゼロ)の男』 THE DISORDERLY ORDERLY