前述のラ・ユンヌでの写真が逆光だったので、昨日meikoさんは、今度は明るい時に行って再び店内の「オサムグッズ スタイル」をしっかり撮ってきてくれました。ありがたいです。そして本の置いてある窓から外を見た、カフェ・ド・フロールもちゃんと撮って来てくれました。それがこの写真で、ぼくはつい好きな当店メニューを思い出してしまったのです。で、定番コースの定番メニューを紹介。また食べに行きたい。
それは軽いお昼ゴハンにもなるので、行くと必ずたのんでしまう“Salade Landaise” です。山盛りのエンダイブに鴨の砂肝のサラダで、ドレッシングも無く砂肝の塩味だけが頼りです。上に目玉焼きの半熟卵がひとつドーンとも何とも言わず乗っかっている。ただそれだけの、いたってシンプルなもの。これが食べてみると深い味わいで旨いのです。白ワインにピッタリの味です。パンもおまけに付いてくるので、ぼくには丁度いい昼飯です。パリのスノッブなカフェにしては、素朴で見た目も田舎風なサラダなのです。大昔行った時に、隣の席で哲学者風オジイサンが新聞を読みながらそれを黙々と食べていたのを見て、すぐ真似して注文したのが最初でした。サルトルもピカソも食べていたんじゃないかなと、オノボリさん気分もかきたてられた一品、オススメです。
