プリン

osamuharada2006-01-27

朝昼晩と日に3度、あいも変わらずの煎茶好きですが、昼間3時のおやつだったら、煎茶にピッタリくるのは「プリン」であると決めています。もともと京菓子、最中、羊羹の類いは甘すぎて苦手なので、いつも自分流のお茶請けには、そんなに甘くない甘いモノを選んできました。プリンは、甘さ控えめで卵と牛乳の味だけがする、昔ながらのカスタード・プリンがいいですね。余計なモノが入ったり飾り立てたりしない「素プリン」(と勝手に呼んでいます)に限りますよ。これが煎茶の味を引き立ててくれるのです。
レストランのなかでも東京の洋食屋さんで、デザートに素プリンを出すところは合格なのです。コンビニなどで売っているプリンとなると、香料や安定剤や人工着色料やらが入っていて、うまくも何ともないシロモノが氾濫して、プリンの名に汚名をそそぐのを黙って見るのはつらいことです。puddingを、いさぎよく「プリン」と日本製英語に置き換えた先人は偉いなと思います。この形といい、キャラメルソースを頭に乗っけた色合いといい、まさにプリン!としか他に言いようが無いじゃァありませんか。
この写真は岩手県湯田牛乳公社というところのプリンで、ぼくの素プリン条件をすべて満たしてくれました。煎茶向きに、京都祇園は「都踊り」の配り物のお皿にのっけて、ホッコリ(京言葉)感を演出して食べました。