映画『男と女』の中の、Samba Saravahという曲で思い出したのが、十年ほど前にハマった、英国の若手ジャズヴォーカリストのステイシー・ケント。五年前にフランスのブルーノートに移籍して、最初にシングルで出た曲がこの「サンバ・サラヴァ」でした。 元はブラジルのモラエスとパウエルのボサノバ曲を、フランスのピエール・バルーが仏語で唄い、それを今度はイギリスのステイシーが唄うという連鎖になっていますね。 ジャズの人がフランス語で歌ったものを、ぼくは特に好んで聴きます。で、その代表がブロッサム・ディアリーと前に書きましたね。(id:osamuharada:20090313) ステイシー・ケントもまた、ブロッサムと同じくらい明るくて可愛い声の持ち主です。両者ともちょっと舌ったらずな感じのするフランス語で歌い、それが何ともいいんだなァ。もっともフランス人が聴いたらどうなんだかは判らないけど。 いずれにしてもぼくの場合は、深夜に都会の真ん中で聴くより、島のアトリエで朝にユッタリと聴くほうが気持ちがよいことは確かです。街ではなく自然が似合うのでしょう。 YouTubeに出てたので、また勝手に(著作権の無法地帯だな)載せちゃいます。
ピエール・バルーのSamba Saravahは→(id:osamuharada:20091103)
- アーティスト: Stacey Kent
- 出版社/メーカー: Blue Note
- 発売日: 2008/09/29
- メディア: CD
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