宮田重雄の色紙

osamuharada2009-03-02

昨日で『宮田重雄さしゑ展』無事終了致しました。当ブログや芸術新潮をお読みくださって来られた方ゝ、古くは「ぼくの美術帖」をご愛読していてくださった方ゝ、いずれもさまが美術の好きな同好の士。お目にかかれてとても嬉しかったです。厚く御礼申し上げます。
またじっくりと熱心に絵を見ていた中野翠さん飯田淳さん服部一成さん、他にもほんとうに絵の好きな方たちから感激の言葉をいただいたりと、なごやかで楽しい展覧会でした。これを機に半世紀前の宮田重雄作品を、この後もう半世紀、さらに未来への贈り物として伝えることを、ご子孫の宮田佳子さんと計画しています。ぼくにとっては老後の楽しみが増えちゃったわけです。
色紙は、久保田万太郎の句《 あらひたる障子たてかけ一葉忌 》 それに重亭こと宮田重雄のお稲荷さんの狐です。洒脱というのは、こういうもののことですね。