スペインのタイル続き

osamuharada2005-10-08

もう少しタイルを見たい、というご注文がいくつかあったので、オマケの写真です。前の写真の下の方につながる部分です。柄物は手描き(緑と鉄釉のはまるで織部)とプレスしたものとがあります。タイルは焼いた時にゆがむので裏面が平らなものは少なく、仕上がった漆喰壁に後から貼るために、裏面をグラインダーで削りました。といっても友達の左官屋さんが、見るに見かねて(ぼくはブキッチョ)削ってくれたのでした。多分、左官の美しく仕上げた漆喰壁をぼくに壊されたくなかったからでしょう。上から下までのタイルの配列が1.6mくらいです。全体で眺めると、ほんとはモダンアートかと見紛う(ぼくだけ)ばかりのデキですよ。