残暑お見舞い

osamuharada2015-08-10

記録的な連続猛暑にもやっと陰りがみえてきましたね。すでに島では涼風が吹いています。この老人もまだ何とか生息中です。くだんの蔓草をからませた日除け棚?も役に立ちました。(写真:http://osamuharada.tumblr.com/
夏休み中に聴く音楽は、狂気のアベ政権のおかげで、いつもの夏のボサノバやズークといったリラックス気分にはなれず、ソウルやジャズを大音量にて聴いています。リラックスというよりは憂さばらし。ジャズでは、弘田三枝子の’70年代もの。得意の黒人ソウルっぽさがはっきり出ていて、ポップス時代の「うなり」節が生きている。’60年代に、弘田三枝子の唸る部分は、演歌の都はるみに影響を与えて「はるみ節」を完成させた。子供の頃の弘田三枝子は、米軍のキャンプで歌っていた。同い年の伊東ゆかりも、同じ頃に米軍キャンプで歌っていたそうです。二人のリズム感と米国語がごく自然なのは、同じ経験がものをいっているんだね。伊東ゆかりちゃんの歌うジャズが RELAXING なら、弘田三枝子は SOULFULY という感じかな。
弘田三枝子ジャズを聴き進むうち、これぞ今の気分にピッタリというカバー曲があったのでハマりました。それは、いわずと知れたマーヴィン・ゲイの代表曲【 What’s going on 】。暑さをぶっとばすジャズとソウルを聴きくらべて楽しんでいます。ご存じない方のために、ちょいとYouTubeから拝借。字幕も出ているので解りやすいです。猛暑にめげず、自みん党の「そんなことしてたら就職できないぞ!」の脅しにもめげず、海へも山へもいかず、個々にプラカードを掲げ、デモ行進をしている高校生にも聴かせてあげたいな。
Picket lines and picket signs Don’t punish me with brutality Talk to me, so you can see Oh, what’s going on   What’s going on