芸術新潮のコラム

osamuharada2007-01-02

明けましておめでとうございます。
今年から『芸術新潮』(新潮社)という雑誌で、毎月連載のコラムを始めました。最近の美術展を見てきて、ぼく自身の感想を(好き勝手に)述べる一頁です。一月号は「メニルモンタンの木村伊兵衛」と題して、銀座メゾンエルメスで開催中の写真家木村伊兵衛が半世紀前に撮影したパリ風景の展覧会について書きました。去年このブログで偶然にもその古い写真集について書いたばかりだったので、その後この展覧会があると聞きビックリしていたところ、さらにその後コラムの依頼があったので、これは何かに押されているのかなと思い、一回目は迷わずこの展覧会を選んだわけです。続いて二月号も何度か当ブログで書いていた鈴木信太郎の展覧会にしました。ただこんな感じで毎回うまいこと好きな美術展があるとは限らないので、そこがちょっと難しそうなんです。ま、素人料簡でも構わないとプロの編集者の三好さんが(優しく)勧めてくださったので、つい図に乗ってスタートしてしまいました。しかし歴史のある芸術雑誌なので、書いた後から不安になってきたのですがもう遅い。でも美術にご興味のある方はお読み下さいね。というわけで、今年もヨロシク!