2009-06-01から1ヶ月間の記事一覧

ソグローの小さな王様

むかし拙著『ぼくの美術帖』で、好きなアメリカのカートゥニストについて書きました。チョン・デイとオットー・ソグローの二人。本では一口漫画の名人としてでしたが、七月号の『芸術新潮』のコラムでは、オットー・ソグローを有名にしたコマ漫画のほうのシリ…

熟成バルサミコ

味覚は人それぞれの、好きずきというもので、ぼくの場合は唐辛子カライものが苦手で、酢や梅干のようなスッパイもの好き。砂糖で甘すぎるものが嫌いで、ほのかなる甘味なら好きなのです。最近、気に入ってしまったデザートが、「甘すぎないアイスクリームに…

七月十日の菊六落語会

第九回目のパレットクラブ寄席『古今亭菊六落語会』のお知らせです。 おりしも七月十日は、四万六千日(しまんろくせんにち)。浅草観音の「ほおずき市」でしたね。この日に参詣すれば四万六千日参詣したと同じ功徳があるという。 偶然にも、かねてより菊六…

初夏のベゴニア

もとは小さな鉢植えのベゴニアを、椰子の木の下に移し替えて今年で三年。ますます増えて、大きくなり元気いっぱいに咲いている。 ヤツガレは園芸にまったく興味がないから、なーんにもしてあげてなかったけれど、冬に霜さえ下りなければ全然OKの多年草なの…

オヤジキャラ 2題

ハンナ&バーベラのアニメ『原始家族フリントストーン』の「フレッド」、それに赤塚不二夫「バカボンのパパ」。大好きな、日米オヤジキャラクターの二人なのです。見るからにオヤジくさいフレッドだけれど、ほんとはまだ三十代のサラリーマンであります。い…

島のバター

去年の牛乳に次いで、今年は島の特産バターが復活。ミルクの旨みが、そのまんま凝縮された自然の味がする。写真は元気いっぱいの島の乳牛たち。バターを一本つくるのに、生乳が10ℓ以上必要だというから、1000円という値段は仕方がないかなと思う。島内…

お茶の水・黒岩スリッパ店

服や靴を、上から下まで外国ブランドでキメてる人も、安売りで大満足してる人も、ファッションに関心が無い人でも、日本人なら仲良くみんなに共通してるのが、家に帰れば必ず靴を脱ぐというコト。ハイヒールでもスニーカーでも、まず玄関で脱いでから、家に…