2007-04-01から1ヶ月間の記事一覧

グラッドストン・アンダーソンのピアノ

ぼくにとってはオサムグッズの生みの親でもある、OVERHEATの石井志津男さんが初監督した映画“Ruffin' Tuff”のDVDが発売された。レゲエの歴史的ミュージシャン達を取材したマニアックなドキュメンタリー映画です。タイトルが始まると、ビーチを走る車窓から撮…

『川端実展』最終日

今日は良いお天気にも恵まれ、先生の絵画はこの世のものとは思えないほど美しく輝いて展覧会は終了しました。このブログを読んで来てくださった方々も毎日のことでした。お会いできて嬉しかったです。ありがとうございました。 場所が雑然たる築地場外市場の…

雨の日の展覧会

『川端実展』今日で18日目。毎日見ているうちに、ぼく自身は亡き師の教えをしっかり体得できた感があります。時々抽象画を初めて見られた方に、この絵はどういう意味があるのか、或いはどんな感情を現わしているのかをよく問われるのですが、そんな時はい…

ミルト・ジャクソンを聴いた夜

’90年の夏、ニューヨークの先生を訪ねた時、取材が無い日の昼間は美術館とギャラリー巡りで、日が暮れるとジャズクラブへよく行きました。中でも運良く好きなミルト・ジャクソンをブルーノートで聴いた夜が最高でした。日中は美術の「モダニズム」に浸って…

先生のアトリエ

「川端実展」は、昼間の自然光で見るのが最高の美しさであると書きました。特にうす曇りの日がベストのようです。この写真はニューヨークの先生のアトリエ。窓は南に面していて、右側は広くハドソン河がゆったりと流れ、その先に遠く自由の女神を見ることが…

ニューヨーク公共図書館のトート

わが師の絵画と対面する今日この頃ですが、毎日通っているうちに、むかし『ニューヨークの川端実』取材のため先生のアトリエへ通った日々を懐かしく思い出しました。1990年のことです。5番街のホテルに泊まると、近くの42丁目にNew York Public Libra…