2006-01-01から1ヶ月間の記事一覧

プリン

朝昼晩と日に3度、あいも変わらずの煎茶好きですが、昼間3時のおやつだったら、煎茶にピッタリくるのは「プリン」であると決めています。もともと京菓子、最中、羊羹の類いは甘すぎて苦手なので、いつも自分流のお茶請けには、そんなに甘くない甘いモノを…

ビッグ・リボウスキ

この10年間での、ぼくの好きな映画ベスト・ワンは'98年『ビッグ・リボウスキ』。未だにこれを超える映画に出会っていません。コーエン兄弟の脚本監督作品としても最高の喜劇だと思うのですが、映画マニアの評価はかなり低い、マニアなんて何にもわかっちゃ…

更紗

アジアの古い更紗が好きです。この本は「南蛮更紗」というエッセイ集で、著者は言語学者の新村出、あの「広辞苑」の編者です。16世紀日本に渡来した南蛮趣味について書かれています。装丁は古渡りの更紗を復元した布張りで、恩地孝四郎のデザイン。 古く更…

銀座 ミヤコ

銀座が凄い勢いで変貌しつつあります。欧米ブランドの巨大な路面店ばかりになってきているけれど、これは再開発という名目で、実は外資系の銀座乗っ取り作戦なのです。ディオールとコーチの間にあるマツモトキヨシも実体はすでに外資系企業なのですよ。あの…

琺瑯のプレート

アトリエの入り口の壁に取り付けてあるのは、ほうろう引きの古いプレートです。エナメルともいいますね。板のふくらみといい、文字の盛り上がり具合も好きです。グラフィックデザイナーという商売柄、アルファベットの書体を見るとつい欲しくなるんですね。…

竹の天井

奇妙な写真ですね。これは天井高が6mあるアトリエの、中2階に造った和室なのです。アトリエでは大きな抽象画を描き、和室では水墨画を描くつもりで、20年ほど前に自分ですべて設計しました。アトリエのほうは、予算も無いことだし、鉄骨構造むき出しで…

竹の天井 続き

このスノコ天井、竹と竹の間には漆喰が無造作に垂れ下がるという、古い民家の天井を真似してみようと考えました。ところがこの建物では左官屋さんが天井裏から漆喰を流すための作業スペースが無かったのです。昔の大きな民家とちがって、天井裏の空きが30…

戌年

明けましておめでとうございます。去年の元旦にこのブログを始めて一周しました。日記にはなっていないし、どうでもいい話ばかりでしたが、書いてみると(ぼく自身には)結構楽しいものでした。先日、もと体育会系の親友(某スポーツ新聞社重役)が、ハラダの…