2005-02-01から1ヶ月間の記事一覧

オサムグッズ・スタイル速報

また宣伝しちゃいますが、作品集“OSAMU GOODS STYLE”は4月初旬発売です!というわけで、今日はカラー200ページ余りの校正刷り(初稿)があがってきました。細かいチェックをしてさらにもう一度、校正刷りを印刷屋さんに頼んだところです。それが済んだら…

パレットクラブ

気の合ったイラストレーター、デザイナー仲間で、神社仏閣美術館巡りの旅をしていた70年代。そのうち仲間で、仕事以外の遊びゴコロで、何か作品展をやってみようじゃないかということになり、初めてのグループ展を開いたのが’79年のことでした。ついでに…

鈴木信太郎

洋画家で戦後は挿絵でも人気があった、鈴木信太郎の色紙を手に入れました。中国の萬歴赤絵、明時代の五彩(日本では単に赤絵ともいいます)「魚藻唐草文鉢」銘のたっぷりした鉢がひとつ描いてあります。魚が可愛いですね。ほんとは赤の描線であるはずが、絵…

ガーベラ

ぼくのいる島では、東京の花屋さんに出荷する生花の園芸業が盛んです。ガーベラも島の名産のひとつらしい。島の自給自足市場(とぼくは呼んでいる)でも、野菜や果物の他に花がいつもあるので食料調達のついでに買って帰ります。ガーベラだけは島の市場やス…

ジョン・ベッグ

イラストレーターになる前は、十代の頃からアブストラクトの画家を志していました。ぼくにとって最も偉大な抽象絵画の師は川端実。小学一年生の時から師事して以来、影響を受けたまま、今も弟子と自負しています。日本では抽象絵画は発達しなかったので、先…

椰子

島にアトリエを造った20年前、中庭にぼくの背より低いココスという小さな椰子を植えました。島の人に譲ってもらったその可愛いココスも、今は5mに成長。枯れ枝を下ろすにも脚立が必要になりました。薄い黄色の細かい花が咲くと、後で2cm位のビワに似…

遠い太鼓

『百年の誤読』という、1900年から2004年までのベストセラー本を書評する本を読んでみました。岡野宏文、豊崎由美の40代のライター二人による対談形式なのですが、語り口が面白くって爆笑しつつ読みました。ぼくは早世したナンシー関のTV芸能批評…

ヴァネッサ・ウィリアムス

銀座山野楽器の3階(クラシックとジャズの売り場)へ行こうと思って2階(ポップス)を通ったら、平台にヴァネッサ・ウィリアムス、久々の新作アルバムが宣伝用に沢山飾られていました。例によってグラマラスな彼女の写真のジャケットだったけれど、思わず…

北園克衛

アヴァンギャルドの詩人、北園克衛を知っていますか? ぼくは高校1年の時(凄い昔ですね)に、通学の途中、青山学院のはす向かいにあった詩専門の「中村書店」で知りました。はじめに買った詩集がこの写真の『若いコロニイ』でした。装丁に引かれてのジャケ…