2005-01-01から1ヶ月間の記事一覧

JAZZ

寒い冬の夜には、部屋を暖めてワインを飲みながら、ジャズを聴くのが一番楽しいなと思っていたら、古いイラストレーター仲間で先輩の河村要助さんから、またぼくのために自選してジャズの曲をダビングしてくれたCDが届きました。河村要助といえばサルサ。…

ルイ・ジューヴェ

ぼくの好きな昔の役者は、十一代目団十郎と、去年亡くなった島田正吾、それにフランス演劇界の大看板ルイ・ジューヴェの三人。ただしジューヴェの舞台は勿論観ていません。1923年コメディ・シャンゼリゼの『クノック』を観た岩田豊雄(獅子文六)は「こ…

銀座・はち巻岡田

昨夜は久しぶりに、美術学校時代からの親友二人と会って、寒いので松屋の裏の「はち巻岡田」の名物鮟鱇鍋で飲む。燗酒は香りゆかしき樽の菊正。ぼくの冬の好物はなまこです。それに牡蠣の土手焼き。戦後の銀座は関西割烹に侵略されてしまって、現在唯一の東…

椿

これから2月いっぱいにかけて、ぼくのアトリエのある島では椿が満開になります。冬の西風が吹いて、快晴の日に畳の上、ひなたぼっこをしながら、眺めている椿が好きです。煎茶をすすりながら、鶯のささ鳴きの声を聞く。そして久保田万太郎の句集をひらく。 …

ちょっとお休み

オサムグッズの本が、4月にPIE・BOOKSというところから出版されますが、ここでその編集の途中経過を報告します。表紙はほぼこの写真のような感じになります。この本は作品写真集という感じで、自選したグッズを200あまり出品いたします。どれも…

小村雪岱の香水壜

イラストレーターになり立ての20代に、挿絵と装丁デザイナーの小村雪岱に夢中になりました。戦前に亡くなったので、神保町の古書店や、銀座の奥村書店などに通って作品を集めました。当時はほとんど忘れられていた人だったので、装丁本もまだ安く買えたわ…

岸恵子

30年の物語 (講談社文庫)作者: 岸恵子,町田康出版社/メーカー: 講談社発売日: 2003/07/15メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 99回この商品を含むブログ (12件) を見る子供の頃から憧れの女優、岸恵子のロングインタビュー(BS朝日)を見る。70を過ぎてな…

煎茶趣味

コーヒー、紅茶よりも煎茶が好きで、朝はだいたい1時間以上かけてお茶を飲むのが、もう長年の日課です。これがないと一日が始まらないし、落ち着かないのです。島のアトリエでも、東京でもこの習慣は欠かせません。この15年間くらい、いつも茶葉は、銀座…

歌舞伎座の前を歩けば

ぼくの仕事場は築地なので、帰りはいつも歩いて、何はともあれまず銀座に出る。そして銀ブラするのが習慣になっています。途中、歌舞伎座の前を通れば、その月の演目を眺めるのも習慣。しかしこの10年くらいほとんど芝居は観ていません。 ぼくの歌舞伎遍歴…

昔むかしのアメリカTV番組

今日はWOWOWで「ハリウッド動物スター大集合」(2002年アメリカ)という、テレビ番組での動物キャラクターをランキングする番組を観ました。例えば「スヌーピー」が6位で、『セサミストリート』のカエル君「カーミット」が2位といった具合。ケロッグ…

元旦、ブログはじめました。

近頃、床屋もすなる俳諧の道とやらで、ぼくもブロガーの仲間入り。 今年は、50代最後の年なので、4月には昔のオサムグッズを集めた本の出版もあり、いよいよ定年退職&還暦1年前という気分を楽しんじゃうつもりです。さて正月早々、先月7枚がDVDにな…